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あたたの知らない京都旅 1200年の物語

2023/10/26(木) 21:00〜  BS朝日
 「名所を彩る京の月」




 2023年は中秋の名月と満月が重なる貴重な一夜。
 この特別な日に、賀来さんが京の名所で中秋の名月を堪能する旅へ。
 嵐山を代表する観光名所は、渡月橋。
 実は当時は法輪寺橋と呼ばれていた。
 亀山上皇が、橋に佇む月の姿を見て、月が(橋の上を)渡っている様だ…
 と、おっしゃたのが きっかで今の名前となった。
 月が水面に移る月の道を見て、賀来さん感動。

 大覚寺では、どうしても参加したかった「観月の夕べ」を体験。
 龍の頭が施された船に乗り、美しい満月を堪能します。
 水面に揺らめき映るのを見て、包み込むような、母性すら感じる。
 思わず手を合わせたくなる神々しさ、清らかさ。
 水面に映る月は儚さでもある。

 松尾大社の摂社・月読神社は、月の神様を祀る社。
 御祭神に手を合わせ、古の月信仰の話をお聞きします。
 神様がいるなら月の仏様もいる。
 その仏像が祀られているのが国宝や重要文化財を蔵する醍醐寺。
 本尊・薬師三尊像の脇侍で月の仏様である月光菩薩像を拝見する。
 この月光菩薩は、月光仮面のモデルとなったものである。
 南禅寺塔頭光雲寺の隣にある「葵ホテル 南禅寺別邸 看月亭」では、
 名作庭家・七代目小川治兵衛の庭を楽しむ。
 その名のとおり「月を看るための庭」。
 素晴らしい庭と中秋の名月を独り占めし、贅沢なお月見を体験した。




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