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あたたの知らない京都旅 1200年の物語
2023/08/03(木) 21:00〜 BS朝日
「都の坂を歩く 〜八坂神社から清水寺まで〜」
歩くのが好きな賀来さん
趣のある京都の坂道を歩く今回の旅
■八坂
八坂…渡来人の八坂氏と言う人達が住んでいて、その苗字から取ったもの
しかし、坂が多いので八つの坂と言う話がイメージであるが、これも間違い
ではない。
その先には、805年創建「長楽寺」がある。
「祇園精舎の鐘」と伝えられる鐘が本道寺。
音色は都の人に広く親しまれている。
賀来さんは特別に鐘を打つ。
鐘の音色が自分の心の中に響き渡る、煩悩が振り払われる。
そしてここで知るのが、平家物語に登場する平清盛の娘「徳子」の悲劇。
天皇に嫁ぎ、安徳天皇を生むが、壇ノ浦の戦いで平家一族共に海に身を
投げるが、敵方の 源氏に引き上げられる。
出家して平家の鎮魂に身を捧げる。
御影も黒く塗って目立たぬようにし、源氏に見つからぬように余生を過ごす。
■高台寺
「ねねの道」から続く「台所坂」。
その坂を登ると、豊臣秀吉の正室・ねねが秀吉の菩提を弔うために建てた
のが高台寺。
舞台で、淀の方(ねね様)の役を演じた賀来さん。
以前から高台寺を尋ねたかった。
ねねが聚楽第から移動の際に使ったと言われる御所の車が天井画に
描かれる。
良い意味で秀吉を支え、手の平で転がし、尽くすしていた。
高台寺には、傘亭や、伏見城から移築された茶室・時雨亭あり、訪れる。
ここからは、街並みが見える。
賀来さんは、落城を見ているねねさんの万感の気持ちを感じる、天下の
行く末をみまもっていたその心境を察する。
■一年坂、二年坂、三年坂
二年坂には、美人画で有名な大正ロマンの画家・竹久夢二が通った
甘味処「かさぎ屋」。
名物ぜんざいなどを好んだ竹久氏は、店の隣に住むほどであった。
竹下先生の絵が大好きな賀来さんは店にあったサインを目ざとく
見つける。
そして名物の「特製志る古セーキ」に舌鼓。
ミルクセーキをモチーフに、お汁粉をシャーベットにしたもの。
ほんのり品の良い甘さに、バクバク食が進む
疲れて来て、甘い物食べて、また創作活動に繋がったのだろうと、
竹久先生の心境を思う。
■瓢箪屋(ひょうたんや)
三年坂にある天保8年創業の由緒正しき京の老舗中の老舗「瓢箪屋」。
三年坂で転んだから魂が抜けて三年で死ぬ。
その魂を瓢箪が戻してくれると言うおまじないから、庶民に瓢箪が広まった。
そして、瓢箪屋の御主人は、かって賀来さんが出演されていたJR西日本の
CM「三都物語」 にも出演されており、賀来さんと旧交を楽しむ。
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