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あたたの知らない京都旅 1200年の物語
2023/04/27(木) 21:00〜 BS朝日
「祇園にぎわいの歴史」
今回は祇園がテーマ。
めでたく番組レギュラーになった番組参加の賀来さんが巡る。
京都には何度も来ているが歴史はあまり存じていないと賀来さん。
祇園がみんなに愛されるようになったのかを探る。
■八坂神社
祇園の花見小路、趣があって良い雰囲気
なぜ祇園と呼ばれるようになったか?
まずは隣接される八坂神社にて参拝。
境内に、祇園名称の由来に関するヒントがあった。
八坂神社は明治までは別の名称で呼ばれていた。
(かつて祇園社と呼ばれていた)。
祇園までの一体の地帯が、祇園神社付近であった。
祇園際も、平安時代の疫病を鎮めるための八坂神社
の御霊会が起源であった。
八坂神社は無病息災の神社だが、他にも神が祭ってある。
美御前社は美容の神であり、賀来さんも祈願する。
■二軒茶屋 中村楼
八坂神社の「南楼門」すぐ横にある室町時代創業
「二軒茶屋 中村楼」さんへ。
ここで江戸時代からの名物「祇園豆腐」を頂く賀来さん。
串に刺した豆腐に、京の白味噌をベースにした木の芽を
塗って焼き上げた料理。
江戸時代における豆腐は、稀少品である高級料理。
豆腐の身の香りが…おいしい、優しい味わいと賀来さんも絶賛。
又、当時のVIPや南蛮の方々らが来店された際には、三味線に
合わせて豆腐を切る「曲切り」のパフォーマンスが大人気。
包丁で豆腐を切るパフォーマンス。
賀来さんもそれを見てやってみり事に。
豆腐をまな板の上で切る音が心地よいと感じるが、実際に
やったら思ったより豆腐が固く、音が出ないと賀来さん苦戦。
■建仁寺
花街に隣接する「建仁寺」は京都最古の由緒ある禅寺。
創建800年の記念し描かれた天井壁画の大きさは、なんと
108畳で賀来さんも驚く。
竜の姿を思い立たせる”竜の雲”を見るのが楽しみの賀来さん。
襖にも竜の絵が。
そして江戸時代の境内の地図が出てきて閲覧すると、
境内は広く、四条まであった。
しかし、明治政府の神仏分離政策による、仏教の排斥があり、
境内の大きな土地も払い下げられ、それを花街の組合が
買い取った。
神聖な修行の場が花街となり屈辱の心境である僧侶だったが、
現在では蟠りも解消されて人気スポッとなっている。
■中源寺
祇園の通りから入った路地にある中源寺。
めやみ地蔵と呼ばれ、目の御利益があるとされる。
更に、雨やみ地蔵とも呼ばれ、鴨川とも関係がある。
鴨川の増水の際に、地蔵様が水害の時に川原におられて、
人々を増水から守ったとのこと。
■鴨川
昔は川幅が今以上に広く、中洲もあった程で、それが祇園の発展に繋がった、
中洲は広場や小屋が立ち並び賑わうようになった。
■最後に
そこから、皆さんが祇園を愛し、疫病への祈り、治水への祈りが行われた事。
そして、四条大橋を祇園の人々の想いで作ったりと、色々な事が知れた
思い出深い旅となった。
また来たい、と賀来さんの言。
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