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京都ぶらり歴史探訪 2時間スペシャル
2023/02/15(水) 20:00〜 BS朝日
京都ぶらり歴史探訪 2時間スペシャル。
今回は京都1200年繁栄の秘密がテーマ。
番組初参加の賀来さんと、旧友の中村雅俊さん。
ドラマで36年前に共演したのがお二人の縁。
■平安神宮
京都を代表する社は平安神宮であり、思い入れがある賀来さん。
桓武天皇が京都に遷移して平安京を作った、孝明天皇は京都で
一生を過ごした最後の天皇が背景にある。
この平安神宮、実は128年前に創建された新しいもので、朝堂院を
1/8の大きさで作られた。
また神苑にある日本庭園の中に、謎の1台の電車の車両がある。
当時の万博(内国勧業博覧会)が開かれ、京都らしいモニュメントと
して平安京を模したのが平安神宮。
京都駅から平安神宮を結び、人々を運んだ電車であったのだ。
当時、首都が東京に移り、人口も半減、京都は衰退の一途であった。
それを案じた明治天皇が作ったのが平安神宮であり、京都復興の
シンボルである。
庭園である神苑に春には桜が咲き乱れるが、賀来さんは特別な
思い入れがある
細雪で紅枝垂れの中でクライマックスの台詞を言うのだが、
それが平安神宮に関するもので、今でも覚えている。
■青蓮院門
京都の寺院の法曹等は皇室とも深い繋がりがある。
青蓮院門には、歴代天皇の御位牌が祀られており、都の発展に
必要な文化は天皇や貴族が育むも多く関わられている。
■随心院
歌人である小野小町も謎の人物。
小町の一族が暮らした随心院を訪れる。
小野小町は本名を名乗られた事も無いので、謎が多い。
院には、顔を洗う化粧の井戸があり、池の水面に自らを写して、
水を化粧水として使っていたもの。
又、庭にある文塚は、祈祷師から小町へ送られた恋文を石の中に
入れて封じたもので、送られてきた恋文は1000通を超える。
そして、院の奥に祀られている小野小町の像を見て、賀来さん愕然…。
年老いた晩年の像であった。
嫉妬、やっかみを受けない様に若い時のは残さなかった。
歳を重ねればこうなると言う事を表しているものであった。
■清水寺
清水寺へ向かう三寧坂を歩く二人。
清水寺は、室町時代から人気のあるスポットで、清水寺表は本堂、
中は内々陣の仏教施設がある。
清水寺は、創建当時は小さな舞踏であったが、多くの方が参拝が
出来る様に崖にそって増築されたものである。
江戸時代には230人以上が飛び降りて生還できたのが半数で
(現在飛び降りは禁止されている)、しかも後ろ向きにダイブ。
意外な生存率の高さは当時は下が草木が生い茂っていたからで、
現在は固い岩盤になっており死亡が免れないもの。
当時の賑わいは、曼荼羅の絵にも残されている。
参拝道の途中には滝行の場所もあり、滝に打たれた方(世人含む)が
清水寺との間を33回往来すること=三十三応化身(観音様が様々な姿)
の修行を行うものである。
冬の滝行では、体が冷える。
体を温めるために、さ湯に唐辛子を入れた「からし湯」を飲んでいた。
辛し専門店で、オリジナルの七味唐辛子の作りにチャレンジ。
賀来さんは焼き唐辛子を多めに、辛めにアレンジ。
試飲した中村さんから、うまみと味の深みが伝わってくると良コメント。
参道には、茶碗坂には清水焼の焼き物が多い店。
華やかな絵つきものやわびサビモノ等もある。
都だった名残で、公家、武家、茶人等のオーダーに対応してきたので、
茶碗文化も華やかになっていた。
又、傾斜をうまく活用した、坂に沿って作られた登り窯、通気口から
熱気が上え向かうので、多くのものが同時に焼けるメリットがあった。
賀来さんと中村さんも陶芸の体験を楽しむ。
昔の方も楽しみ、今の方も喜ぶ、この共通体験が今に繋がると賀来さん。
■泉湧寺
天皇の日本唯一の菩提寺である泉湧寺は、14人もの天皇が眠られている
今回はプライベートプレミアムの特別参拝。
天皇が三世仏(現在・阿弥陀如来、過去・釈迦如来、未来・弥勒如来)に
祈り続けていた。
賀来さんと中村さんは、凄いものを見ていると圧倒される。
鎌倉時代に幼き四条天皇が崩御された時に、武士の鎌倉幕府に気を遣い
何処の寺も葬儀を行わかったが、ここはそれを行った。
日本一美しい仏(楊貴妃観音)は、かっては百年に一度しか開帳されな
かったもの。
スペシャルなお土産として、賞状と菊花紋章の皿が授与される。
楽しかった、新しい試みもあって満足できたと賀来さん。
■京都のパン
京都はパンの消費量が日本トップクラスで、パン屋さんで休憩。
以前賀来さんが笑っていいとも!のテレフォンショッキングにおいて、
中村さんがアンパン好きだといったら100個以上届いてしまい、
中村さんが頭を抱えたとのエピソードが。
又、以前中村さんが中華料理に行き、皆に奢ると言ったら、酔っぱらって
しまってお勘定を忘れていて、後日お店から電話がかかってきたとか。
■華厳時
嵐山にある華厳時(通称:鈴蟲寺。女性が多い)は、お守りを買うのに
説法が聴ける事で有名で、鈴虫の音色と共に聞く説法は説法と呼ばれる。
説法を聞き、御地蔵様に祈願、幸福御守を頂く。
鈴虫と優しい住職の説法、聞きやすいと賀来さん。
終戦後、日本中が焼け野原になり何も無くなったが、その時に鈴虫が
鳴いていて人々の心の支えとなった。
それを見て、八代目の住職が鈴虫の飼育を始めたのであった。
賀来さん、京都知っているつもりで、一杯知らない事が多かった。
もっともっと京都を知りたいと思ったの言。
この改行は必要→