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家庭画報 2016年11月号

別冊付録表紙




賀来千香子さんとともに銀座で過ごす豊かな時間
 ファッションからスタイルまでお洒落のすべては銀座に

  老舗に受け継がれる格式と伝統、世界的なブティックが
  放つ最先端の完成、そしてラグジュアリーホテルに息づく
  ホスピタリティ…。
  銀座のそこかしこで感じる洗練は、私たちの五感を刺激し
  心を豊かにする”暮らしの技術”の何たるかを教えて
  くれます。
  「銀座は子どもの頃からの憧れの場所」と語る女優、
  賀来千香子さんとともに、銀座の美学を探ります。


アマン東京

 2014年のオープン以来、東京の新名所として注目を
 集める「アマン東京」。
 そのロビー階にある「ザ・ラウンジ by アマン」で
 ゆったりとくつろぐ賀来さんは、シックな空間に
 なじむ秋色の装いで。気品とモードなエレガンスを
 感じさせるマスタードカラーのシルクブラウスと極上の
 ダイヤモンドジュエリーが、ホテルの滞在を優雅に
 エスコートします。

 「年齢に応じて、居心地のいい街や好きな街は変わって
  きましたが、銀座へ抱く思いは幼い頃から変わりません。
  この街には”卒業”がないんですね。
  いつだって憧れであり”別格”なんです」
 と銀座への想いを語る賀来さん。
 これまでも家庭画報とともに幾度となく銀座の街を訪れ、
 その魅力を探ってきました。
 「格式のある街に見合う自分になりたいと、背伸びを
  しながらも、さまざまなところに足を運びました。
  長きにわたり丁寧に作り上げられた空気のような
  ものがここにはあり、それが心地よい緊張感を
  もたらすのです」。

 「それから、ここに来れば特別なものが見つかる気が
  するというワクワク感も、飽きることのない理由
  ですね。
  それは働く人たちにとっても同じなのかもしれません。
  銀座にお店を持つとか、銀座で働くというのは特別
  なこと。
  ”一流の最高峰”が銀座であり、一流の街で働く誇り
  のようなものも、銀座の格を作り上げているように
  思います」

 そんな賀来さんが銀座界隈で「ずっと訪れたかった」と
 いう場所が、2014年にオープンしたラグジュアリー
 ホテル「アマン東京」でした。
 「三三階のロビーフロアに降り立った瞬間、そこは別世界
 でした。
 約30メートルもある吹き抜けと仕切りのない広い空間、
 そして窓から一望できる摩天楼。
 東京の真ん中にありながら忙しない日常から切り離された
 ”都会の隠れ家”といった感じですね」。
 また、都市型のホテルながら、その土地の環境を大切にし、
 伝統文化の継承を尊ぶアマンの美学を感じさせる空間にも
 心を打たれたといいます。
 「極めてシンプルなのに、障子や白木など自然の素材が
  温もりを感じさせる客室は、日本人の私には心落ち着く
  空間でした。
  客室のデイベッドに腰を下ろしたとき、ふわっと解き
  放たれたような感覚になって。それは心身がリセット
  された瞬間だったのかもしれません」。

  賀来さんのアマン滞在をさらに特別にしたのか、スパ
  のトリートメント。

 「技術はいうに及ばず、トリートメント前後の時間も
  こちらの呼吸を大切にしてくれ、流れるリズムがとても
  心地よいのです」。

 「ほかにもテーブルの隅にささやかに置かれた花瓶や、
  美しい左官の壁、障子を通して届く柔らかな光など、
  そこかしこにある洗練されたしつらいは、五感を刺激
  してくれます。
  そうした空感で得る経験の一つ一つが身になり、心を
  豊かにしてくれるのだと思います。
  ラウンジなどは気軽にビジター利用できるので、また
  近々訪れたいですね」。

 銀座に流れる豊かな時間−。
 大人だからこを味わえる奥深さが、ここはあります。

モダンなホテルラウンジに優雅に際立つプリーツドレス

 
 歩くたびにたっぷりとした生地が優雅に揺らめく、
 シルクジャージ―のプリーツドレス。
 天井の高い贅沢なホテルの空間に美しく映えます。
 背中が大きく開いたセンシュアルなデザインで、
 ドラマチックな後ろ姿を演出します。



ハリ―・ウィンストン
 ”キング・オブ・ダイヤモンド”−奇跡の輝き

 女性たちを惹きつけてやまない最高峰の輝き、
 「ハリ―・ウィンストン」のダイヤモンド。
 言わずと知れた”キング・オブ・ダイヤモンド”が、
 十数年前、日本におけるフラッグシップショップを
 構える地として選んだのが、国内随一の流行発信地・
 銀座。
 この名店が昨年秋装いも新たに、華々しくリニューアル
 オープンしました。
 伝統的なウインストン・スタイルに現代的なテイストを
 加えたサロンは、ニューヨーク五番街の本店のスタイル
 を踏襲し、ブランドの世界観を体現した空間。
 その流れのジュエラーから届いたのは、極上の輝きを
 称えたハイジュエリーや、エレガンスが薫るジュエリー
 ウォッチの数々。
 カラーはD,E,E、クラリティはV2までという最高
 品質の石の魅力を最大限に引き出す、シンプルかつ
 ノーブルなデザインも、ブランドの矜持を感じさせてー。
 ここでは、気持ちまで輝かせる煌めきに出会えます。

肌に浮き立つダイヤモンドが幻想的に煌めいて

 まるで肌の上にダイヤモンドが浮いているかのごとく、
 しなやかな竜泉を描く様に石を配した新作ハイジュエリー
 「スパークリングウラスター」コレクション。
 ”ダイヤモンドの輝きで、人生における大切な場面を
 より美しく、忘れられないものに”
 という、創業者ハリー・ウィンストンの願いが込められ
 ています。
 ラウンドとペアシェイプのダイヤモンドの組合せが、
 幻影的な光を織り成して
 「崇高なほどに透明感に満ちたダイヤモンドは、吸い
  込まれるように魅力的。そんなダイヤモンドが似合う
  女性でありたいですね」
 と賀来さん。

華麗なアールデコモチーフに品格が薫るタイムピース

 
 手首に沿う様に弧を描く六角形のプラチナケース
 には、ダイヤモンドが贅沢にあしあらわれて。
 モダンかつ重厚さを感じさせるデザインは、
 アールデコ様式を豊かに表現しています。
 ケースとベルトをつなぐバケットタイヤモンドが、
 エレガントなアクセントに。
 ラウンド・ダイヤモンドを連ねたネックレスと共に
 装えば、華やぎのオーラはいっそう際立ちます。



バックス&ストラウス
 幸福な時を彩るダイヤモンドウォッチ


 数あるロンドンの広場の中でも最も歴史的な魅力に溢れる、
 ”バークレー広場”から着想を得たスクエア型が、凛々
 しさを感じさせる時計。
 ベゼルには存在感のある大きさのラウンドブリリアント
 カット・ダイヤモンドが贅沢に配されています。
 迫力さえ感じさせる重圧な輝きを日常に


 一七八九年、ロンドンに開業した世界最古のダイヤモンド
 メゾン「バックス&ストラウス」。
 二00年を超える歴史を通して得た、どこよりもダイヤ
 モンドに精通した知識と技術を誇るメゾンならではの、
 ”タイヤモンドを最も美しく見せるための時計”で世界
 を魅了しています。
 その唯一無二の個性と輝きを持つダイヤモンドウォッチは、
 ロンドンの歴史的遺産をモチーフにしています。
 メゾンが誕生した当時、ロンドンはすでに世界随一の
 活気ある国際都市。
 大英帝国の反映の礎となったこの街には、計算し尽く
 された美がいたるところに溢れています。
 バークレー広場やリージェントストリートを要する
 メリルボーン バーク、そしてロンドンの中心であり
 象徴であるピカデリー サーカス……。
 ロンドンならではの均整の取れた美しい景観を極上の
 煌めきで表現した時計は、手もとに風格に満ちた
 エレガンスをもたらします。

ホワイトストラップが引き出すダイヤモンドのピュアな魅力

 
 「ダイヤモンドの輝きを主役にした時計に、ほかには
  ないラグジュアリーな個性を感じます。
  白いストラップとの組み合わせは、女性らしい
  柔らかさがあり素敵ですね」
 と賀来さん。
 リラックス感のあるボリュームニットに、極上の煌めきを
 添えて。
 大人の余裕を感じさせるラグジュアリーな休日スタイルです。



ミキモト
 真珠とダイヤモンドが紡ぐ洗練の美


 可憐に咲くダイヤモンドの花と戯れるような大小の真珠−。
 楽園に咲き誇る花をいめーじして、レースのように繊細な
 表情を見せる「ミキモト ブルーム コレクション」は、
 女性らしいしなやかさに溢れたジュエリーです。
 ペンダントやブローチは単品でも十分に華やかですが、
 同じモチーフお重ねるといっそうフェミニンな印象に。

 「ミキモト」にとって、銀座は”始まりの地”。
 一八九九年に日本初の真珠専門店を銀座四丁目並木通り
 にオープンし、その後一九0六年に中央通りへのと移転。
 さらに二00五年、二丁目にMIKIMOTO Ginza 2ビルが
 誕生しました。
 形の異なる窓をちりばめた宝石箱のような外観のビルは、
 現在は銀座本店の建て替えに伴い、ミキモト銀座二丁目
 本店として営業しています。
 今回ご紹介するのは、そんなミキモトゆかりの地・銀座
 の洗練が薫る、真珠とダイヤモンドのコンビネーション
 が優美なジュエリー。
 ミキモトの職人技が息づく「ミキモト ブルーム 
 コレクション」と、スタイリッシュな印象の「ミキモト
 Mコレクション」は、どちらもデイリーに楽しめる
 デザインで、装いにラグジュアリーなつやめきを加えて
 くれます。
 来年、二0一七年には四丁目の銀座本店がグランド
 オープン。
 ファザードは”春の海の輝き”をまとって生まれ変わる
 予定です。
 ミキモトの新たな銀座物語に、これからも目が離せません。

大粒の真珠をシンプルに装うマチュアな女性のお洒落

 
 「クラシックな印象のある大粒の真珠を、
  モダンに見せるスタイルが新鮮」
 と賀来さんも絶賛したシンプルかつ迫力
 ある美しさ。
 ダイヤモンドをあしらったM字型の地金が
 大粒の白蝶真珠を支えるシャープなラインと、
 真珠の曲線のコントラストがドラマティック
 なデザインです。
 バックルをイメージしたと留め金が印象的な
 プレスレットを胸に沿えれば、ノーブルな
 気品はさらに高まります。



銀座ヨシノヤ
 銀座の気品が薫る老舗の逸品


 確かなものづくりで、一00年以上にわたり
 銀座の地で愛され続けてきた「銀座ヨシノヤ」。
 銀座の老舗ブランドの代名詞ともいえるのが
 ”最高の履き心地”にこだわった靴です。
 長年にわたり日本人の足を研究し、足を知り尽くした
 ブランドだからこその快適性を備えた靴は、一度
 履いたら手放せない、と多くのリピーターを生んで
 います。
 「靴選びはデザインのみならず、履き心地も大切に
  しています」
 と語る賀来さんも、母娘二代にわたり愛用されて
 いるお一人です。
 また機能性のみならず、銀座らしい格を感じさせる
 タイムレスな美しさも、女性たちの心をとらえる
 理由の一つ。
 この秋は、爽やかな季節のお出かけに装いたい
 ショートブーツ、大人の上品カジュアルを叶える
 スニーカーやショルダーバッグなど、履きやすさも
 ルックスも進化した靴&バッグが幅広いラインナップ
 で登場しています。
 その驚きの機能美を、ぜひご自身で体験してください。

話題のスポットへのお出かけには煌めきとファーで華やぎを添えて

 
 流行の場所へ赴くときには、靴やバックの小物で
 さりげなくトレンドを取り入れて。サイドに繊細な
 スワロフスキーをあしらったショートブーツは、
 クリッピングという技術で一枚のレザーを美しい
 フォルムに仕上げた、職人技を感じさせるメイド
 インジャパンの逸品。
 レッキスラピットのファーバックを手に取れば、
 秋冬らしいラグジュアリーな装いが完成します。

ラグジュアリーなホテル滞在に上質なカジュアル靴&バッグを

 
 ホテルで過ごすひとときには、くつろぎながら
 も品格ある装いで−。
 そんな気分に寄り添うのが、トラッドなレース
 アップシューズ。
 ウイングチップなどマニッシュな趣を感じさせ
 ますが、4センチヒールや底材にアクセント
 カラーを挟みこんだあしらいは、履くとぐっと
 女性らしい印象。
 荷物をたっぷろと収納できる、ソフト&ライト
 なバッグは休日の気分にぴったりです。





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