２０２３／０５／１２（金）　２０：００〜　　Ｅテレ
　「どう実現？わたしの理想の暮らし方」




　自分の理想の暮らし方に関して、賀来さんは…。
　ありがたいなぁ、幸せだなぁと感じている暮らしているタイプ。
　理想とは何なのか？と問われると分からなくなる。
　今日はそれを勉強する回。

　視聴者の方より、二例をご紹介。
　一例目は、小さく移動可能なタイニーハウスに住まれるご夫婦。
　幼少期からのご両親の暮らしを見て、固定費がかかる事で、
　（ローンや家賃等で）生き方や暮らしが制限される事を懸念ていた。
　奥様は住宅メーカーに就職、アメリカにあるタイニーハウス存在で
　固定概念が吹き飛ぶ。
　どういう思いで暮らしているか、住民に実際に聞いてみた。
　さらに自分達でタイニーハウスを立てる事とし、実際に土地探し
　から初め、手作りで家づくり等を行った。
　タイニーハウスでの生活は、狭いなりの工夫や、お互いへの
　気遣や尊重が必要だが、それも心地よい生活への歩み。
　生き方の可能性を広げる。

　タイニーハウスは、合う合わない人されぞれが出やすい。
　ゲストの工藤夕貴さんもタイニーハウスを立てる事を考えており、
　シンプル・ミニマムに近づくほど、本筋に近づくようになるとの考えで
　タイニーハウスはその究極の姿との事。

　二例目は、仏像を彫るる仏師として活動中の方。
　東京大学を卒業後、舞台役者を試みるも挫折。
　やりたい事が見つからず、ITプログラマーに向いていると進むが、
　最初の結婚夫の事業の借金返済の為に、副業含めてで働き詰め
　の日々が続き、結局は離婚。
　そこから人生を再スタートさせる。
　再婚後も自分の人生を探す模索。
　充実したと思える人生がしたいと思っていると、偶然に見かけた
　仏像に惹かれた。
　そこには作りての思いが詰まっており、、古びないものであり、
　純粋に掘ってみたい思いが。
　学校に通い技術を修得すると共に、さらに販売するための嗜好錯誤。
　人の目に留まる為に、あえて仏像のコスプレで歩く等までしている。
　今は収入面での不安はあるが、充実した人生で自分が満足して
　生きられており、それが好循環を生んで後から金は追いついてくる
　とほほ笑む。

　賀来さんは、謙虚で笑みをたたえた姿勢が心にひびく。
　苦労もあった、シンプルに生きる・裏表なく生きるのも素晴らしい。
　歩んできた道は決して無駄ではないと、賀来さん。

　自分の進む道を見極める方法は、自分の心の地図を描いてみる事。
　大切な物を中心に書き　→　心に浮かぶキーワードを周囲に並べ、
　不安の可視化と整理が付き、安心が出来る。
　更に、似たものをジャンル分けして、優先順位が高い物から書き、
　数年先まで実行のカレンダーを作り遂行していく事で、夢への到達
　が図れる。

　賀来さん、これらの例を通じて、本当に自分がどうしたいか、自分が
　生きていた来た人生を肯定して、培ってきて得た物を、自分がどうして
　いきたい、本当に自分の心に問う、考える。
　これからの道筋を立てているのが大事との言。