２０２３／０３／０３（金）　２０：００〜　　Ｅテレ
　「”悔いなき人生”今を楽しむ！料理家　栗原はるみ」




　料理研究家の栗原はるみさんにフォーカスする回。
　栗原さんに関して、賀来さんは
　「オシャレでありながら、さりげなく自然体。
　　憧れでおり、書籍５冊持っていて、いつか番組でお会いしたいと
　　思っていて緊張している」
　とおしゃる。

　栗原さんの若さ・コンディションの良さに関して、
　「脳に、肌のコンディション、顔の調子を良く白と言い聞かせる。
　　又、立てないと料理が出来ないので、立ち姿にも留意している」

　栗原さんの家族は、若い時から全員でキッチンに立って料理を
　作り、皆で食べながら談笑する事を大事にしていた。
　その中で、栗原さんは、ひとり分のレシピを考案。
　メモ帳に分量を出して作ってみて、こまめにだし汁も取り、
　自家製の調味で整える。
　とにかく、数字を大事にする、おおよそではダメとこだわる。
　本を買ってくれた人が再現できる様に、量に数字にする、
　それも覚えやすい数字にする工夫も取り入れる。
　丁寧に、緻密に行う事で、料理に深みも生まれる。

　料理研究家になったきっかけは、夫から
　「僕を待つだけの女性にならないで」
　と言われた事。
　当時は、夫に嫌われるのが嫌だった一新であったが、専業主婦
　が当たり前の時代に斬新な事で、そこから働く事を考える様に
　なった。
　一度料理番組に出て、それで番組の裏方に起用され、そこから
　料理研究家としてのキャリがスタート。

　続けるモチベーションとなっているのは、作った料理を食べて頂き
　ひたすら喜んでもらいたい、レシピが楽しい、おいしいのが再現
　できるとか…、色々言われるのが嬉しいとのこと。
　料理番組の撮影時はスタッフの昼食やスイーツも作る。
　「冷えた物の弁当では疲れが取れない」との気遣いからである。
　常に人の喜ぶ姿を大切にする、ON/OFFの切り替え無しで、
　一日中が「素」の栗原はるみである。
　オリジナル料理の味は、場合により試作を100回、1000回
　繰り返しでやって安定を見極めてリリースした時が楽しいとの事。

　スタジオでは、栗原さんがバナナクレープを振舞う。
　口にした賀来さんが絶賛。
　バナナとカスタードクリームとクレープが絶妙、甘みを優しく包むと。

　栗原さん、料理を始めた時、おやつを絶対出すと決めていた！
　生涯かけてやる！と決めていたとの事。

　賀来さんは、栗原の人生・生き様を見て、
　「幸せの行ったり来たり、それが自分の学びになる、、素敵が
　　積み重ねる。そこがさりげないのが素晴らしい」
　と語る。
　栗原さん自身は、最終的に料理を作るのは自分の為でもある…と
　謙遜。他人の為になるを忘れない様には、傲慢にならないように
　との戒め。