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あしたも晴れ!人生レシピ
2021/11/12(金) 20:00〜 Eテレ
「拝見!あの人の冷蔵庫 第三弾」
冷蔵庫の中身を拝見する企画、第三弾。
賀来さんと小澤アナは、ボイスのアナウンスでご出演。
■拝見!あの人の冷蔵庫 世界中を訪ね歩いた料理研究家
世界中を訪ね歩き、地元の料理を学んだ料理研究家の荻野恭子さん。
元々下町の子であったが、中学生の時ロシア料理と出会い、人生や料理
の新鮮さを感じる。
短大で栄養学を学び料理教室へ。
29歳の時にソビエトへ、一般家庭へ住み込みで料理を学び現地へ。
料理だけでなく、もてなし上手(お客さんが料理を手早く作り差し出す)で、
保存食の準備を普段からしておく等の工夫を学ぶ。
又、北インドでは水道がない暮らしの中、食後は皿を舐める慣習があり
(洗い流しの水が無い為)、同じく水が貴重なアフリカでは具材から出る
水分だけで蒸し料理にする事を学ぶ。
秘境だからこそ、生きる知恵、生き様が詰まっている。
自分が行った世界の料理を伝えたいと思い、活動に至った。
■拝見!動物園の冷蔵庫 愛情をこめたエサ作りに密着!
動物園の冷蔵庫に密着。
埼玉県にある東武動物園には、120種類1200頭の動物がいる。
バックヤードの調理塔の冷蔵庫には、多くの野菜や果物、肉類、
魚類があり、1日300kgが食べられる。
動物が食べて喉や口元が傷つかない様にカットしたり、歯の弱い
老いた動物用に柔らかくしたりビタミン材を加えたりと工夫と、
個々の動物の状態により、餌の与え方も工夫している。
残った材料等は無駄にせず、ミキサーで刻み溶かして形態を変え
与えるなどもしている。
動物の食べている様子も観察して、健康チェックに当たっている。
一方、観客の前には出れない病気の動物達へのケアも怠らず、
処方された薬を混ぜた餌を口に入れて食べさせる等もしている。
■拝見!あの人の冷蔵庫 雑煮に人生ささげて 雑煮研究家
粕谷浩子さんは雑煮の研究家。
地方ごとに異なる雑煮の魅力を発信している。
都道府県の魅力を紹介する本を出版したり、自主製作の雑煮を
発売したり等アクティブな活動を展開。
全国の各地方で作り方も、そもそもの定義も異なり、奥が深いもの
である事を痛感。
冷蔵庫には、煮干し、イリコ、アゴ、コハダ、あゆ、かつお、しいたけ、
するめ、昆布等の出汁の材料が入っており、常に3種類の出汁を
作り置いてストック。
餅も自宅でお手製のものを作っている。
元々は中小期限診断士として都内の企業を支援していたが、その中で
自分でも企業したいと思い、その中で閃いたのが「雑煮」。
これを楽しみ、起業出来ればいいな…と考えた。
全国の雑煮を求めて歩き、地方のご婦人に声をかけてみては雑煮に
関する話や作り方を学んだ。
二年前に様々な雑煮がある九州に移住。
家庭にある雑煮をお店でも食べられる企画を立案し、出店交渉や、
HP情報の発信も行う。
将来は世界のスープ界へお雑煮を進出させ、”ZOUNI”として普及
することが夢で、それに向け進んでいる。
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