２０２１／０４／０２（金）　２０：００〜　　Ｅテレ
　「拝見！あの人の冷蔵庫　第二弾」




　司会の二人が、各家庭の冷蔵庫を見る企画の第二弾。
　今回、賀来さんは「禅の教えを守る冷蔵庫」として、
　埼玉県飯能市に鎮座する「福王山　正覚寺」を訪れる。

　お寺は精進料理のイメージがあり、実際野菜類は多いが、
　肉や魚も少しは食べる。
　ただし寺の生活は、出来るだけ野菜中心の精進料理
　（肉類は攻撃的になりやすいという考え）にするとのこと。

　住職の奥さんは一般家庭からお寺の住職の元へ嫁ぎ、
　当初は一般家庭との食生活のギャップに戸惑うも、
　命を大切に、無駄なくその食材を生かして、皆の健康を
　考える。
　　「冷蔵庫の中に湿っているのは　食材でなく命」

　賀来さんもその教えをきちんと学ぶ為に、まずは座禅を
　組み、それからお寺の冷蔵庫に向かう事に。

　賀来さん、座禅を組んだのは人生で初めて。
　「一本　こうスッと通ったような気持ちがしております」
　との見解。

　座禅、食事、掃除、それをすることに一つ一つ集中する
　事が、仏様に近づく事。
　冷蔵庫の掃除も頻繁に行っており、賀来さんも習い徹底
　して実施。
　食物の状態や、賞味期限等もチェックしている。
　食材は命と考えると、自然に丁寧になる。
　冷蔵庫は命をはぐくむ大事な宝庫の考えである。
　冷蔵庫に感謝の気持ち。

　また調理にも付き添う事に。
　料理は心構え、気持ちを表現するもの。
　余った食材も徹底利用。
　時間をかけ、ゆっくりと下準備をする。
　そして、食事前に唱える「五観の偈」も体感し、精進料理
　を頂いた。