２０２０／１０／３０（金）　２０：００〜　　Ｅテレ
　「拝見！あの人の冷蔵庫」





　様々な人の冷蔵庫を覗きまくる企画。
　熱海にある、脚本家の橋田壽賀子先生宅へ賀来さんがお邪魔。

　橋田先生曰く、本当はこの企画は嫌だったが、賀来さんが来るから
　お受けした。
　賀来さんに興味がある、いつまでたっても大人にならない人だなとの
　評価を聞き、賀来さん失笑。
　早速、冷蔵庫を開ける。
　普段はお手伝いさんが管理しており、中は整然と食べ物や薬類がある。
　きんかんを煮たのが好き。
　健康を保つことも兼ねているが、お金という字がついているから、お金が
　たまるような…とのジョークで、賀来さん失笑。

　専用の冷蔵庫や冷凍庫もある。
　入っているのは、頂いたおやつや飲料水。
　ヘルパーさんに内緒で、自分で管理している。
　ドラマに出演した俳優たちから送ら得r田、誕生日ケーキも入っていた。

　一転して、橋田先生と冷蔵庫の関係。
　1950年代、状況して一人暮らし。
　台所もトイレも共同、お風呂も無いアパートでの暮らし。
　最初に買ったのが、小さな冷蔵庫。
　ローンで買ったけど嬉しかった。
　夏に冷たい飲み物を入れるのが幸せだった。
　冷蔵庫かって、買い物に行って、ちゃんと（料理を）作っていた。
　料理しか楽しいことなく、（他の部屋の方から教えてもらった）その時代が
　一番幸せが多かったかもしれない。

　色々な人を呼び、冷蔵庫から飲み物を出してもてなすのが礼儀。
　その中にTBSのプロデューサーの中村氏の姿も。
　モーションをかけ、中村氏を釣った。
　新婚生活の為に買ったのが二台目。一番大きいのを買った。
　大好きな炭酸や旦那さんが好きなビール等、たくさん入っていた。
　脚本の仕事を家でやらせない、原稿用紙を広げさせてくれない。
　御主人が不在時や寝ている時、家事の合間に書いていた。
　しかし、中村氏が肺がんと診断される。
　中村氏には病気の事は伏せておき、入退院を繰り返しながら、
　冷蔵庫な物を常に入れておいて、退院してきた中村氏が召し上がる
　日々だったが、一年後に他界。
　以後は熱海に住まいを映し、脚本書きに没頭。
　その一方でご主人の存在を未だに感じ、朝起きなくては、ご飯を
　炊かなきゃ…と思います。
　そして、賀来さんと橋田さんは共に食事を召し上がる。
　橋田さんのチャーミングさと明るさに、心癒されるひと時であった。