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あしたも晴れ!人生レシピ

2020/03/13(金) 20:00〜  Eテレ
 「亡きあなたと、共に生きる」



 
   
   


東日本大震災から9年が経過。
時を動かそうとしても動かそうとしてもうごかせない人、
少しでも行ったことを向き合いたいと賀来さん。

現地では、僧侶や牧師がボランティアで被災された方々の
復興住宅地を周り、悩みやグチ、様々な感情を吐き出して
もらう移動式喫茶店を行う試みを行っている。
しかし悲しみを個々に抱え込む中で、馴染むのに苦心して
いる人も居る。
復興が進む中で、孤独、孤立する方も出ている。
表に出て来ない感情がある。
その中で、共に悲しみを分かち合い弔う、”喪の仕事”は
本当に大事なことである。

また実家を津波で失い、帰るべき故郷を亡くした悲しみを
元に、語り部として生きて行く事により、語り部の空感の
中で新たな故郷が出来つつある。

悲しみがある事で、愛があり、絆があった事も思い知る。
共感出来る力を持つ、哀しみの入れ物を改めて作っていく。
それが文化の力でもある。

明日がある事は奇跡、震災が起きた直後は当たり前の事が
ある事は奇跡の意識はあるが、9年経ってそれを口に
出さなくなってしまったと、賀来さん反省の言。





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