HOME >> 出演作 >> 赤い刻印〜ショカツ刑事・羽角啓子
                                              
赤い刻印〜ショカツ刑事・羽角啓子

2020/03/23(月) 25:45〜  TBS

   
   
   
   
   
   
   
   


赤い刻印〜ショカツ刑事・羽角啓子
 河川敷で焼死体が発見された!! 捜査線上に浮かび上がる
 5年前の殺人事件!!
 偽証?残された指紋の謎…過去に隠された真実とは…!?  
  


 羽角啓子(賀来千香子さん)は刑事でありシングルマザー。
 夫も刑事であったが、犯人により刺殺されて他界している。
 今は、やる気が全くない河合刑事と共に捜査に当っている。

 ある日の朝方、河川敷で女性の焼死体が発見された。
 近くの椅子に、酒や食材の飲食後のゴミが入ったビニール
 袋があった。
 中にレシートがあり、近くのコンビニのものであった。
 コンビニに聞き込みに行き、防犯カメラに建設会社の作業服
 を着た若い男の姿があった。
 その会社に聞き込みしようとしたら男は逃げるが、啓子らに
 取りおされられる。
 男は窃盗した罪がばれ逃げたと言う。
 事件当日の事の事を聞くと、夜間一人で飲食した事を認めた。
 又、川原に車が来たが、長時間見てても誰も降りて来なかっ
 たとのこと。同乗者や車種等は暗くて不明。

 鑑識での分析の結果、被害者は警部圧迫による窒息死。
 死後、服を脱がして油をかけられ遺体を燃やされた。

 現場に戻る啓子らは、被害者の爪から落ちたと思われる
 ヒョウ柄のネールキャップを発見する。
 鑑識に回すと共に、販売先を調査するとネールをデザイン
 した会社の女性に辿り着く。
 被害者は「原田奈緒美」という常連客で、クラブ経営者。
 ただし、経営している店の経営が思わしくなく3ケ月家賃
 滞納していた。
 原田の室内を調べると、クローゼットの奥に男物のシャツ
 とゴルフボールを発見。
 そこから、ジュエリーショップの辻という経営者であった。
 啓子らが店を訪ねると、辻が原田と交際していた事を妻
 は知っており、10年間の不倫関係を強いられたと慰謝料
 一千万円を請求していた事が分かった。
 又、原田のブログを見ると、5年前のある事件で事情聴取
 を受けていた事が分かった。
 その事件簿には、巡査部長「河合誠二」の名前があった。
 啓子が問い詰めると、河合は渋々と認める。
 それは、北森フラワーの店主が飲食店に花を届ける為に、
 ビルの外階段を使って登っていた処、途中で電話していた
 国会議員の糸川とぶつかり、因縁をつけてもみ合い北森は
 転落して死亡したというもの。
 糸川は逮捕されたが、事故扱いで起訴されなかった。
 又、北森が罵声を浴びせていたと目撃者が3人居たが、
 その内の1人が原田たった。
 その他にはタクシー運転手の大塚、喫茶店の店員の深道。

 しかし、花屋の店主が他人と争う気性なのか?と啓子は
 疑問に思う。
 啓子と河合はフラワーを訪ね、残された妻に、事件当日の
 夫の機嫌が悪かった理由を問うが、妻はそんな事は有り
 得ないと言うと共に、河合を激しく睨みつけ関わる事を拒否
 していた。
 次に未だ議員を続けている糸川を訪ねる。
 事件の後、目撃者との関連を啓子が追うが、無実を証明
 してくれた事の御礼の挨拶をしたが、それ以上の関係は
 無いと言う。
 啓子は証言に不審を抱くと共に、糸川の事務所にあった
 置時計に着目。
 これは原田の部屋にあったものと同じで、不倫関係の
 辻の宝石店の記念品と同じである。なぜここにあるのか?
 糸川と辻の関係は?
 調べると辻の店は父の代に反社会勢力から狙われるが、
 糸川が仲介に立って解決し、以後関係が生じていた。

 そして今度はもう一人の目撃者の女性・深道が水死体で
 発見された。
 遺書はないが、靴が纏めらた上での自殺か。
 バックの中に、覚せい剤の袋が入っていた。これh何を
 意味しているのか?

 最後の目撃者のタクシー運転手・大塚を訪ねようとする
 啓子であったが、河合から既に死亡していたとする。
 神社で何者からともみ合い、石段から転げ落ちて転落
 しており、まだ未解決であった。

 5年前の目撃者が全て死亡。
 間違いなく5年前の事件に関連し消されたに違いないと
 睨む啓子。

 啓子と河合は現場に戻る。
 その近くには、啓子の産みの母親・水野チサがやってる
 小料理屋があった。
 チサは妊娠している時に夫が死亡し、チサ自身は肺炎で
 長期の闘病を余儀なくされ、乳飲み子である啓子を手放さ
 ざるを得なかったのだ。
 河合は長い沈黙……。
 チサの事で何かを隠しているのか。


 北森フラワー夫妻は、このお店によく通っていた。
 チサは足を悪くして店を他人に譲ったが、それまで北森
 夫妻をよく可愛がっていた。
 残された北森の妻は感謝しており、今でも毎週チサの
 部屋に花を届けに行く間柄である。
 一方、啓子らは入手した写真に、糸川と辻がゴルフ仲間
 であると共に、そこには辻と愛人関係にあった原田の姿
 もあった。

 糸川は辻に依頼し、関係者に金を掴ませ、偽証の証言
 をさせた疑惑があった。
 5年前に担当していた河合もそれに気づいていたが、
 相手が国会議員で追及が出来ず、明らかな犯罪者が
 居るのに逮捕が出来ない刑事の限界を感じ、以後職務
 に対するやる気を無くしていたのであった。

 又、捜査を進める啓子らにも、警察の内部でも手を引く
 様に圧力がかかる。
 上層に圧力をかけれる人物は?
 それは議員の糸川に違いない。
 さらに、啓子の娘への危害を示唆する脅迫も届く。

 啓子は思案の上、捜査を進める事を決意する。
 又、河合も怒りに燃え、やる気を復活させる。
 糸川を屈服させるために動く。
 負い詰められた糸川は動くであろうと睨む。

 調査の結果、消された目撃者の内、深見は事件後に
 喫茶店を辞めて専門学校に入ったが学費前払いで
 払っていた。
 大塚も事件の後で金回りが良くなって遊んで居たとの
 証言があるが口座への大金の入金はなく、直接現金
 を貰っていた可能性がある。
 原田奈緒美も事件後3カ月で店を開店する羽振りの
 良さで、資金の出処は不明である。

 一方啓子は未解決の大塚の事件を調べ、被害者である
 大塚の服に加害者と思われる指紋が残っていたが、
 照合結果は過去の犯罪者に照合はなかった。
 指紋は、刃物による傷のある独特なものである。
 犯人はだれか。


 一方捜査の手が迫り追い詰められた辻は、糸川に接触
 する。
 辻は糸川から絶対に大丈夫だからと関係者に金を渡し
 偽証の証言をさせたが、耐えれないと狼狽する。
 そこに啓子と河合が駆けつけ、二人を逮捕する。
 捜査の結果、糸川は階段で覚せい剤の売買している所
 を北森フラワーの店主に見られて、付き落としていたの
 であった。
 この場を目撃した三人に糸川は口封じの金を渡したが、
 さらに要求してきた原田を絞殺。
 そしてパニックになり、深見に覚醒剤を売って自殺に
 みせかけていたのであった。
 残り一人の大塚は殺害していないと言う。
 誰がやったのか?

 一方、河合は料理が旨いチサの店に通っていた。
 5年前の時に、北森は怒鳴ったりする人間でない、
 糸川が悪いと言っていた。
 河合は曰く心象はチサと同じだが証明出来なかった。
 忘れようとしていたのであった。

 啓子は、河合にアルバムを渡す。
 そこには啓子出産時の手形のスタンプがあり、隅に
 チサの拇印があった。
 そして、大塚殺しの時の犯人の指紋がチサと一致した。

 啓子は河合と共にチサの居る介護施設へ向かい、事情を
 聞く。チサは大塚殺しを認める。
 チサは濡れ衣を掛けられた北森夫の無実を信じ、大塚に
 偽証を撤回し真実を述べる様に懇願するが大塚は拒否。
 怒ったチサは大塚を石段へ突き落とし殺めてしまう。
 チサはお金を貰って嘘をつく大塚の存在をどうしても許せ
 なかった

 以後チサは店を譲渡し、誰とも縁を切り介護施設へ入る。
 啓子だけでなく、孫にあたる啓子の娘の訪問すら拒絶し、
 絶縁状態に入ったのは、万が一この事件の犯人が自分
 である事が発覚した場合、刑事である啓子が居られなく
 なる事を懸念したたためであった。
 河合は事件で自分が糸川を追求出来ず、それによりチサ
 をこの様な形で事件に巻き込んだ事を詫びる。





Page Top





この改行は必要→
inserted by FC2 system